建築業界の花形ともいえる「意匠設計」は、建物や建築物・構造物のデザインを追求するお仕事です。
「どんな仕事?内容は?」と気になる方もいるのではないでしょうか?
今回は、意匠設計の仕事内容についてご紹介していきます。
意匠と特許の違いは?興味がある方はこちらから↓

【建築】意匠設計の仕事内容
設計・デザイン
クライアントの要望やコンセプトを元に、建物の計画や設計・提案を行います。
内外観のデザインはもちろん、間取りやドアノブ一つまで担当します。
一昔前の建築物と言えば、箱のように四角いものといった印象でしが、近年の建築技術向上や工法の躍進により、自由度の高い建築が可能です。
これまでなしえなかった創造をカタチにし、後世に残る設計・デザインを実現することができますよ。
工事監理
意匠設計の仕事内容の中には「工事監理」も含まれます。
工事監理とは、建築士のみが行える業務で、以下のような業務内容があります。
- 施工の工程や進み方の確認
- 現場の人間とのすり合わせ
- クライアントへの報告
現場に在中することはありませんが、適当な時期に検査を行ったり、トラブルの有無を確認します。
マネージメント
業務の中には「構造設計」「設備設計」とのマネージメント業務も含まれます。
クライアントの要望に応じた構造設計や設備設計が行えるのか、細部まで細やかな打ち合わせや調整を行います。
クライアントと「構造設計」「設備設計」との架け橋にもなるため、
- 高いコミュニケーション能力
- 構造・設備などの豊富な知識
が求められます。
まとめ
今回は意匠設計の仕事内容についてご紹介しました。
建築界隈において「意匠設計」は、人気で需要の高い職業です。
建築に関するあらゆる知識だけでなく、監理能力や調整力、コミュニケーション能力が必須となります。
しかし、後世に残る大きなプロジェクトに携わり、全うした時のやりがいは、何にも代えがたいものがあります。
構造物のデザインや設計に興味がある方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。